2010年10月16日

進路決めました。

今日は三者面談という名の飲み会、でした。
大学のお世話になっている先生と親と、僕。
22にもなるのに、未だに三者面談とはお恥ずかしい限りです。

内容は進路についてでした。


えーっと。


僕は、来年の4月から12月くらいまで世界一周に行ってきます。
就職活動はして、内定もいただいていたのだけど、
なんか気が進まなくて。

だから働くよりかは、
もっといろんなものを見たいな、いろんな人に会いたいな、と。
要するに、行きたくなったから行こうと思いました。

だけど実は、親の了解はまだ得られていなくて。
9月に両親に話をしたんだけど、喧嘩別れというか
理解してもらうことができずに実家に帰ってしまったんです。
まぁ、行きたいところはぼんやりあるけど、
何日にどこに行くとか決まっていないし、行きたくなったから行くという
極めて単純な理由で行くので、理解されないのも当然かもしれません。


それでもそれじゃいけないからっていうことで、
親父が「お前じゃ話にならないから先生と話をさせろ」ということで
三者面談が実現したわけです。いやはや。



そして、今日。

日々卒論でお世話になっている先生にわざわざ時間をいただいて、
先生の家の近くで一杯やりながら親父の話を聞いてもらうことに。

まぁ大学の先生が保護者と一杯交わすなんて
先生にしてみても初めてなわけで、いつもよりやや畏まった様子で始まりました。

それで約3時間とちょっと、お話をさせてもらいました。
でも、当の本人の僕がしゃべった言葉はほんの、3言、4言。

ずっと、親父と先生が話していました。
僕の、将来を肴に。


実は僕にとって、4月から旅に出るなんて
近くのコンビニ気分なんだよね、本当に。
カッコよく言うと、ビビッとインスピレーションが来て、それに従っただけ。

もちろん、大学卒業を控えて就職しないリスクは、ずっと(今でも)傍にあって、
人と異なる道を歩んだことのない僕にとって、
先の見えない道を選択することは、とてつもないリスク。
でも、それでもなんとなく行きたいなって思ったんです。
だから行こうかな、と。

いろんな人を不幸にさせる選択だとは思っています。
けれど、どこか自覚がなくて(もしかしたら今でもないかもしれない)
「まっ、俺の人生だし」と開き直っている部分もあるかもしれません。

だからこそ。

だからこそ、「俺だけの人生じゃないんだ」という
またいつか読み返すときの自戒として、夜も遅いけれど残そうと思いました。



------

正直言って、こんな会になるとは予想だにしませんでした。
普通に、話して、飲んで、ササッと終わるものか、と。
















涙を、流すかと思いました。

あまりに、二人が熱心に語るものだから。
あまりに、二人の想いが強かったものだから。




僕は、本当にたくさんの人に支えられていたんです。
それをね、今の今まで知りませんでした。いや、忘れていたんだと思います。



僕にとっては気の良い、面白い先生。
馬鹿話もしながら、楽しいゼミをやってくれる。


でも本当は。


でも本当は、とても見てくれていて。
こんな僕のことを常に、気にかけてくれていて。
今日だって、僕の進路を認め難い親父に向かって、
まるで自分のことのように頭を下げていました。



「濱村が寄り道することを、お父さんに認めていただきたい。」

「僕は濱村が羨ましいんです。彼が何をしたいのか、
 僕にははっきりとはわからない。
 けれど、彼がどうなるか、我が子のように楽しみなんです。」

「こいつは、なかなかいない学生で。今年の9月から旅に行けばいいものを、
 学類の友達に世話になったからって、卒業イベントの責任者までやるんです。
 こいつは、いいやつなんです。」




たかが学生一人のために、
ここまで言える大人が、何人いるでしょうか。
嬉しかった、本当に。

あらかじめ、先生に親父を説得するよう伝えていたわけでもない。
本音で話してほしいとも言っていない。
ただ、「親父が来るので時間を作ってほしい」とただそれだけ。

先生とはもう、3年の付き合いになります。
だけど、こんなにも真剣な表情でこんなことを言う姿は見たことがありませんでした。
だから、嬉しかった。




僕は、就職活動にも失敗して(自意識はないけれど就職しなかったという点において失敗)
来年4月から旅に行く、という極めて気が狂った学生なのに、
こんなに気にかけてくれていることは本当に、嬉しいことでした。



そして、肝腎の親父は。














「旅に行くことについて、反対はしない。
 親子の関係であるし、どう転んだって応援はする。
 ただ。」
















「つらい。」







そう言っていました。
恥ずかしいですが、聞いた瞬間、涙が出るかと思いました。

親父はそれまで、
「しっかりやれ」だの「勉強しろ」だの、
説教めいたことしか僕に言ってきませんでした。

強情な人だから、感情を表すような言葉を言っていたことも
記憶を辿ってみてもない気がしています。



そしてその親父が頭を抱えて、「つらい」と。





その瞬間、思ったんです。
「この人生は、俺だけのものじゃないんだな」って。
たかが22年間そこにいただけで、
いつの間にかたくさんのかけがえのない人を巻き込んできていました。

それって当たり前のことなんだろうけど、それを忘れていることって実は多くって。


だから改めて自覚しました。
本当に幸せ者だなというか、馬鹿野郎だな、というか。





4月からの旅でどんなことが得られるかわかりません。
LOVE&PEACE、高橋歩のような旅にはならないだろうし、
金がなくて、言語通じなくて、いろんな苦労をするのだろうと思います。

でもなんやかんや、人が好きな僕だから
どこぞで楽しんでいると思います。




というわけで、4月から休学して世界一周、行ってきます。
絶対に、生きて帰ってくるよ。

それだけは、絶対に約束する。
それが、親不孝な僕にとってできる、最大で最高の約束です。




ちょっと、大げさすぎたかな。笑
まぁ、こんなやつですが末永く、宜しくお願いします。




2010.10.16
Takumi Hamamura










posted by Hama at 02:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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